導入事例

ナースケアステーションL

東京都渋谷区で訪問看護の会社を経営し、ご自身も看護師としてサービスにあたる山中さん。日々、在宅看護の現場で『aiwell care』をどのように活用しているのかについて、話を伺いました。「高齢の患者様の負担が減るので、とても良いと思います」

 

●他の微量採血キットでは、わからない項目の検査ができる

 

Q:「ナースケアステーションL」の事業内容を教えてください。

在宅サービスの会社で、訪問看護をしております。私自身、以前は病院に勤務していたのですが、仕事内容が多岐に渡るので、患者様と向き合う時間があまり取れない状況に疑問を感じていました。その後、訪問看護の会社に移り、患者様お一人お一人にしっかり向き合うことの大切さを改めて感じ、色々なご縁があって起業したという形です。

Q:「ナースケアステーションL」のサービスだけでなく、山中さんご自身も『aiwell care』を使ってくださっていますが、知るきっかけは何だったのでしょうか?

もともと私は分子整合栄養学を勉強していて、栄養状態を知ることに興味を持っていました。『aiwell care』を使う前は、美容外科などで血液検査をしてもらっていたのですが、値段が高いのとサプリメントを必ず買わなければいけないことから、他の方法を探していました。採血だけができるところはないかと探していたときに、医療情報の記事に『aiwell care』の情報が書かれていたことがきっかけで知りました。

Q:『aiwell care』を使ってみようと思う、一番の動機は何でしたか?

金額的にも、美容外科で採血をするのと比べて半額程度で済みますし、自分で検査できるところです。それと、40項目以上検査でき、血球検査ができることも良かったです。他の微量採血キットでは、わからない項目の検査ができるのがいいなと思いました。

Q:最初に使ったのはいつですか?

2018年の12月です。それ以降、自分の健康状態のチェックにも使っていて、1、2ヶ月に1度のペースで検査をしています。私はマラソンをするので、栄養状態と健康状態を血液検査でチェックしています。主に気にしているのは、貧血に関するヘモグロビン値やフェリチンなどです。血液検査の結果から栄養状態がわかるので、鉄分やビタミンB群を含む食材やサプリメントを摂ることを意識しています。

 

●採血の手間がかからず費用も安い

 

Q:「ナースケアステーションL」では、どのように活用しているのでしょうか?

お客様に検査をする時は、白血球やCRPの値を見ることで感染の状態がわかります。肺炎などの感染症にかかっていると、炎症の状態が白血球やCRPの値が上がります。それらの値を確認できるのは患者様やご家族が安心できるので大変有り難いです。指先で採血ができるので、病院に行かなくても検査ができますし、手間がかからず、費用が安いのもポイントです。

Q:『aiwell care』を使い始める前は、訪問看護先の患者様に対して、どのように血液検査をしていたのでしょうか?

病院に行って、検査をしてもらっていました。高齢の患者様には、病院に行って受診するのは大変なことで、負担が大きかったんですね。『aiwell care』を取り入れたことで、患者様の移動の負担もなくなりましたし、医師の指示のもとに看護師である私が採血できるので、ご家族は「安心して検査ができて良かった」と言ってくれています。

 

●栄養状態を知ることが大切

 

Q:『aiwell care』の、今後の活用法のイメージはありますか?

私はマラソンをするので、アスリート的な使い方になるのですが、筋肉の疲労度合いを教えてくれる、クレアチンキナーゼの数値を見て、どのぐらいの運動をすると、どのぐらい筋肉に負荷がかかるのか。ストレッチの頻度や仕方によって、どのように筋疲労が軽減されるのかなどを知ることができれば、トレーナーさんがお客様にアドバイスする時に役立つのではないかと思いました。

Q:『aiwell care』のテーマのひとつが、病気を未然に防ぐこと。つまり未病です。これからは病気ではない人の健康状態のチェックや、アスリートの活用も見込まれています。

アスリートも一般の方も、まずは栄養状態を知ることが大切だと思います。栄養が足りない状態が続くと、自律神経の乱れや免疫力の低下につながります。その結果、発病に至るという流れなのですが、多くの人は発病や発症、不調が出てから気がつきますよね。そうなる前に『aiwell care』で栄養状態を検査していれば、適切な栄養をとり、生活スタイルを整えることで、発病を防ぐことができることを知って頂きたいです。病気は誰にとっても辛いものですし、ご本人はもとよりご家族にも大きな負担となります。そして発病する人が減れば、大幅な医療費の削減もできると思います。

Q:未病の観点から、山中さんのお考えは非常に賛同できます。

栄養面で言うと肝機能や腎機能の値からたんぱく質やビタミンB群、亜鉛の不足など、普通の病院では見てくれないことがわかるので、栄養面からのアプローチも出来ると思います。管理栄養士の方も、食事のメニューからだけでなく、血液検査の結果から数値でわかるので、より精度の高いアドバイスができると思います。

 

【会社概要】
会社名 ナースケアステーションL(エル)
代表者 代表取締役 山中庸子様
所在地 〒150-0012 渋谷区広尾5-4-12 大成綱機ビル4F
会社HP  https://ncs-l.com